翻译 2017年8月11日(金) 天声人语 笔洗 余录

erich1987 2017-08-11
天声人语:威嚇合戦への危惧 对战争恐吓的担忧

 ぞっとする物語である。映画「太陽を盗んだ男」で沢田研二さん演じる主人公は、プルトニウムを盗み出し、自宅で原子爆弾をこしらえてしまう。米国とソ連がにらみ合う冷戦下の1979年に公開された

这是一个令人不寒而栗的故事。在电影《盗日者》中,由泽田研二先生饰演的主人公用偷来的钚在自己家里制造原子弹。电影上映于1979年,当时正值美苏对峙的冷战时期。

▼言うことを聞かないと原爆を仕掛ける。そう言って政府を脅し続ける男は、自らを「9番」と名乗った。すでに核兵器を持つ国々に加え、自分が9番目の核保有国になったとの主張である。正気を失ったかに見える男がどこまでも不気味だ

不听我的话,我就动用原子弹。不停地用此话威胁政府的该男子自称“9号”,因为他认为自己是现有拥核国家之外的第9个核武器保有国。看起来已经失去理智的男子始终让人感到毛骨悚然。

▼さて現実の世界に現れた「9番」である。北朝鮮が、大陸間弾道ミサイルに搭載できるところまで核弾頭の小型化に成功した――。そんな分析が先日の米紙で報じられた。事実なら国際社会の非難を無視した暴挙が進んでいる

回到现实世界,如今也出现了一个“9号”。朝鲜...
天声人语:威嚇合戦への危惧 对战争恐吓的担忧

 ぞっとする物語である。映画「太陽を盗んだ男」で沢田研二さん演じる主人公は、プルトニウムを盗み出し、自宅で原子爆弾をこしらえてしまう。米国とソ連がにらみ合う冷戦下の1979年に公開された

这是一个令人不寒而栗的故事。在电影《盗日者》中,由泽田研二先生饰演的主人公用偷来的钚在自己家里制造原子弹。电影上映于1979年,当时正值美苏对峙的冷战时期。

▼言うことを聞かないと原爆を仕掛ける。そう言って政府を脅し続ける男は、自らを「9番」と名乗った。すでに核兵器を持つ国々に加え、自分が9番目の核保有国になったとの主張である。正気を失ったかに見える男がどこまでも不気味だ

不听我的话,我就动用原子弹。不停地用此话威胁政府的该男子自称“9号”,因为他认为自己是现有拥核国家之外的第9个核武器保有国。看起来已经失去理智的男子始终让人感到毛骨悚然。

▼さて現実の世界に現れた「9番」である。北朝鮮が、大陸間弾道ミサイルに搭載できるところまで核弾頭の小型化に成功した――。そんな分析が先日の米紙で報じられた。事実なら国際社会の非難を無視した暴挙が進んでいる

回到现实世界,如今也出现了一个“9号”。朝鲜已成功实现核弹头的小型化,可以将其搭载到洲际导弹上——前几天的美国报纸登出了这一分析结果。如果属实的话,那么朝鲜无视国际社会谴责的野蛮行径又升级了。

▼聞くに堪えない暴言も、連日のように北朝鮮から発せられる。米国の軍事行動を牽制(けんせい)して「米本土が想像もできない火の海の中に陥る」と述べ、「米国の野郎どもが我々の戦略兵器の威力を最も近くで体験する」とうそぶく。グアム島周辺への射撃すらちらつかせる

好像接连几天,朝鲜还发布了一系列不堪入耳的粗暴言论。为了牵制美国的军事行动,它宣称“美国本土将陷入无法想象的火海中”,还大言道“美国的混蛋们会在最近的距离内体验到我国战略武器的威力”。甚至暗示向关岛周边发射导弹。

▼慄然(りつぜん)とするのは、トランプ米大統領が同じレベルの脅しで応じていることだ。「北朝鮮は、世界がこれまで見たこともない炎と怒りを受けることになる」。強い威嚇により相手を抑止しているつもりが、逆に戦争の危険性を高めていないか

令人战栗的是美国总统特朗普也用相同水平的威胁进行回应:“朝鲜将遭受全世界未曾见过的火炎和愤怒。”虽然是打算用强有力的恐吓来威慑对手,但这样不是反而增加了战争爆发的危险性吗?

▼映画で主人公は要求したものを手にできないまま、傷つき病んでいく。時限装置付きの原爆を持ち、街を歩くシーンで物語は終わる。爆発音に包まれながら。

在电影中,主人公还没有得到提出的东西便一身伤病。故事结尾,主人公抱着装有定时装置的原子弹走在街上,在爆炸声的笼罩下。

笔洗: 记者团

 筒井康隆さんは、毒舌満載の『現代語裏辞典』で「記者団」を、こう定義している。<答えてもらえないことがわかっていながら質問しなければならない気の毒な集団>

简井康隆先生在毒舌满满的《现代语里辞典》中对“记者团”一词给出了这样的定义:“明知道对方不会回答却还必须提问的可怜的一群人。”

▼ずいぶん皮肉な指摘だが、その通りである。疑惑の真相を政治家に問い質(ただ)しても、まともに答えるはずもない。徒労とも思える取材を重ねて事実を一つ一つ掘り起こし、これまた徒労のように、質問をしつこく続ける

这个定义相当具有讽刺意味,但事实的确如此。即使向政治家询问疑惑的真相,政治家也没可能认真回答。不断进行看起来徒劳的采访,挖掘出一个个真相,然后又徒劳般执着地不停发问。

▼そういう「気の毒な集団」なのではあるが、政権のスポークスマンが記者団に向かって、こう言い放つのはいかがなものか。菅義偉官房長官が先日の記者会見の場で、加計学園をめぐる疑惑で質問を重ねた記者に言った言葉は、「ここ、質問に答える場所じゃ、私はないと思います」

记者团就是这样的“可怜的一群人”,但政府发言人对记者团如此信口开河合适吗?在前几天的记者会上,官房长官菅义伟在回答不断质问加计学园疑惑的记者时说出的是“我不认为这里是回答质问的场合”。

▼記者会見が質問に答える場ではないのなら、どんな場だと言うのだろう。官邸にある辞典で「記者団」と引けば、<こちらが言いたいことだけを国民に伝える便利な集団>とでも書いてあるのか

如果记者会不是回答质问的场合,那么是什么场合?难道在官邸的字典上“记者团”的解释是“按我们的意思向国民传达信息的用起来方便的一群人”?

▼きのう国会では自衛隊の日報問題が論議されたが、出席すべき稲田朋美・元防衛相は、与党の拒否で姿を見せなかった。記者会見だけでなく、国会での質問も軽くみられたものだ

昨天的国会讨论了自卫队的日报问题,但是应该出席的前防卫相稲田朋美因为执政党的拒绝而没有到场。不仅是记者会,国会质询也被看轻。

▼英国の保守政治家イノック・パウエル曰(いわ)く、<政治家が記者団に不平を言うのは、船長が海に不平を言うようなもの>。そんな船長が、不信感うずまく世論の荒波を、乗り切れるか。

英国保守派政治家伊诺克·鲍威尔说过:“政治家抱怨记者团如同船长抱怨大海。”这样的船长能够闯过卷带着不信任的舆论怒涛吗?

余录:外来物种

 江戸は物売りの呼び声がにぎやかだった。夏、「ひゃっこい、ひゃっこい」は冷や水売り、「たまや、たまや」と来るのはシャボン玉売りだが、川柳に「荷が呼んで歩く虫売り、定(じょう)斎(さい)売り」というのがある

当年江户的商贩叫卖声非常热闹。夏季里,喊着“冰——凉,冰——凉”的是卖冷水的,随着“吹泡泡、吹泡泡”声而来的是卖肥皂泡的。有一句川柳叫“货物走街大声呼,卖虫卖定斋”。

▲定斎屋は暑気あたりの薬屋で、薬箱の金具がカタカタ鳴るのが呼び声がわり、虫売りは松虫、鈴虫などの鳴き声で客が集まった。その虫売りというのがまるで役者のような粋(いき)な格好をしていたという

定斋商是中暑药商人,药箱上的金属零件发出的咯嗒喀嗒声响代替了叫卖声,虫商则用金琵琶、金钟儿等的叫声来吸引客人。据说这些虫商都装扮得如演员般漂亮。

▲市松模様の屋台ともどもだんだんと華美の度を増し、ついには天保の改革で禁止されるはめになった。鳴く虫やホタルを売ったこの虫売り、初夏からお盆までの商売で、江戸の人々はお盆になると供養のため買った虫を放ったそうだ

连同市松纹样的货摊,华丽程度越来越高,最终在天保改革中遭到禁止。贩卖鸣虫和萤火虫的虫商们都出现在初夏到盂兰盆节的这段时期,江户的人们好像会在盂兰盆节做法事时放飞买来的虫子。

▲虫売りといえば、クワガタやカブトムシが幅をきかせる現代である。だが近年は輸入された外国産の種が野外で見つかる例が相次いでいる。無責任な飼い主が放ったりするためで、日本の固有種との交雑種が生まれている恐れもある

说起贩卖虫子,现今最火的是锹形虫和独角仙。但是近年来,进口的外国物种在野外被发现的事例接连发生。由于不负责任的饲主弃之不管,外来物种恐怕会同日本的固有物种生出杂交物种。

▲オオクワガタやヒラタクワガタは外来種と雑種を作るのが知られている。以前の小紙報道によると、関西ではあごの形などが国産種と違うオオクワガタなどが見つかっている。自然界で交雑を放置すれば、やがて固有種がいなくなる

一般认为,大锹形虫和扁锹形虫便是外来物种和本土物种生出的杂交物种。本报过去报道过,在关西发现了颚部形状等与国产品种不同的大锹形虫。任由它们在自然界杂交繁育的话,固有物种不久就会消失。

▲売買や飼育への規制導入も、すでに大量に飼育されている現状では難しそうだ。専門家は飼い主のモラルを高める教育や啓発、飼育に困った外来種を業者が引き取る仕組みを求めている。外来種を放ってはならない。たとえお盆であってもだ。

在当前人们大量饲养外来物种的情况下,对贩卖和饲养采取限制措施好像也很困难。专家建议对饲主开展教育,提高他们的饲养道德,并且建立由业者对难以饲养的外来物种进行回收的机制。不可以对外来物种弃之不管,即便是在盂兰盆节。
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