万葉集 全訳注原文付(四) (講談社文庫) 目前无人评价
读书笔记 五九九
氷見檸檬
朝霧の 欝(おほ)に相(あひ)見し 人故(ゆゑ)に 命死ぬべく 恋ひわたるかも

朝霧のようにほのかに逢っただけの人のために、私は死にそうなほどの思いで、ずっと恋をし続けるのですねえ。

これはようやく逢瀬を遂げた、後朝(きぬぎぬ)の歌でしょう。「相見し」は、単に顔を合わせたということでなく、ともに夜を過ごしたことを言っています。「朝霧の」は、「欝」に掛けた枕詞的な用法ですが、霧の中を帰って行く恋人の姿をも暗示しているような気がします。これも素晴らしい歌です。

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