金閣寺 8.8分
读书笔记 第1页
Tumis

誇りはもっと軽く、明るく、よく目に見え、燦然としていなければならなかった。目に見えるものがほしい。誰の目にも見えて、それが私の誇りとなるようなものがほしい。例えば、彼の腰に吊っている短剣は正にそういうものだ。

自豪必须是更轻松的、明朗的、肉眼清晰可见的、光灿灿的东西。我需求肉眼看得见的东西,需求谁都看得见的成为我的自豪的东西。比如说,他腰间佩带的短剑正是这样的东西。

人に劣っている能力を、他の能力で補填して、それで以て人に抜きん出ようなどという衝動が、私には欠けていたのである。別の言い方をすれば、私は、芸術家たるには傲慢すぎた。暴君や大芸術家たらんとする夢は夢のままで、実際に着手して、何かをやり遂げようという気持がまるでなかった。

我缺乏一种冲动,即一种用别的能力来弥补我不如他人的能力,以此达到超群出众的冲动。换句话说,我要当艺术家,未免太傲慢了。我梦想当暴君或艺术家,然而仅仅停留在梦想,压根儿就无意着手干点什么实事。

人に理解されないということが唯一の矜りになっていたから、ものごとを理解させようとする、表現の衝動に見舞われなかった。人の目に見えるようなものは、自分には宿命的に与えられないのだと思った。孤独はどんどん肥った、まるで豚のように。

不被人理解已经成为我惟一的自豪。所以,那种欲使外界理解我的表现的冲动也不能光顾于我。我觉得命运不赋予我任何能醒人耳目的东西。孤独愈发膨胀。简直就像一头猪。

行動が必要なときに、いつも私は言葉に気をとられている。それというのも、私の口から言葉が出にくいので、それに気をとられて、行動を忘れてしまうのだ。私には行動という光彩陸離たるものは、いつも光彩陸離たる言葉を伴っているように思われるのである。

需要行动的时候,我总是惦记着语言。尽管如此,语言很难从我的嘴里说出,我顾忌它,全然忘却了行动。我觉得行动这个光怪陆离的玩意儿,似乎总是伴随着光怪陆离的语言。

私は息を詰めてそれに見入った。歴史はそこで中断され、未来へ向っても過去へ向っても、何一つ語りかけない顔。そういうふしぎな顔を、われわれは、今伐り倒されたばかりの切株の上に見ることがある。新鮮で、みずみずしい色を帯びていても、成長はそこで途絶え、浴びるべき筈のなかった風と日光を浴び、本来自分のものではない世界に突如として曝されたその断面に、美しい木目が描いたふしぎな顔。ただ拒むために、こちらの世界へさし出されている顔。……

我屏住气息看她的脸看得出神。历史在那里中断了。这张脸无论对未来还是对过去都搭不上一句话。我们在刚砍伐的树墩上曾经见过这张不可思议的脸。尽管这张不可思议的脸带着新鲜而娇嫩的色泽,但是成长在那里已经停止。那沐浴着不该沐浴的风和日光,突然被暴露在本不属于自己的世界的横断面上,画出了美丽的木纹。这张脸是只因为拒绝而被暴露到这个世界上来的…

私が人生で最初にぶつかった難問は、美ということだったと言っても過言ではない。父は田舎の素朴な僧侶で、語彙も乏しく、ただ「金閣ほど美しいものは此世にない」と私に教えた。私には自分の未知のところに、すでに美というものが存在しているという考えに、不満と焦躁を覚えずにはいられなかった。美がたしかにそこに存在しているならば、私という存在は、美から疎外されたものなのだ。

美が自分を護るために、人の目を誑かすということはありうることである。

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